外食産業の年収、外食産業の人間関係、外食産業の出世や異動、外食産業の不正、外食産業の衛生管理、外食産業の恋愛や結婚を赤裸々に暴露

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基本的に、店舗で仕事中は、従業員同士は敬称(~さん付)で呼び合い、
デスマス口調でコミニケーションをとることがルールとして決まっている。

ただし、実情は複雑で、年上に対してはそうするべきだと考える人もいるし、
先に入ったほうが偉いみたいな考えの人もいるし、
人を観てそれぞれで対応している人もいるし、
それぞれ、コミニケーションのとりかたはまちまちである。


だから、そういう言葉遣い一つでもいざこざがすぐに起きるし、仕事上は普通に一見、コミニケーションがとれてそうでも、避けているのがわかってしまったり、休みの希望を気に入らない人と当たらないようにあからさまに出してくる人もいるしで、なかなか複雑なことになっている。


言葉遣い一つとっても常識や価値観は人それぞれである。

店長や社員だって同じで、男子高校生のバイトがタメ口を使ったら烈火の如く怒るくせに、女子高生だったらOKみたいな人もいる。


24歳のフリーターが入ってきた。

キッチンで一通り教えて、まぁ、無難に何日かが過ぎていた。

長く続けばいいなと思った。

同じ時間帯のキッチンには大学生や高校生もいて、まぁ、だいたい、彼が24歳なので敬称でデスマス口調でほとんどが接していた。

ただ、一人、21歳の大学生が、タメ口で「おまえ」とか平気で言ったり、調子に乗って、「グッドジョブって言え。」とか「そういう場合はハッスルハッスルって、言うんだろうが!」と先輩風を吹かす奴がいた。

都会の付属高校からそのままそこの大学に進んでいる子で、地方から出てきて一人暮らししながら、ここでバイトしている大学生の多くとは違っていて、いかにも苦労知らずという感じで、軽薄で口も悪く、皆から嫌われていた。


私の基本姿勢としてはバイトに対して、高校生までは「言葉遣い、挨拶、返事」の三点については注意するが、
それ以上の年齢の人間に対しては、言わないことにしていた。



まぁ、しばらくして、ある日、私は例のごとく、控え室で事務作業をしていた。

事務作業をしていると自分から話しかけないが従業員から話しかけられる立場になることが多い。
というかまぁ、言いやすいんだと思うが、、、

その日も24歳のフリーターは私に話しかけてきた。

「○○さん(私)、○○さん(21歳の大学生)って、いくつなんですか?」

私は作業を止めて、回転椅子に座ったままくるりと24歳の方を向いて、「多分、はたちくらいだと思う。」と言い、また、くるりと回転椅子を戻し、作業を続けた。

「。。。。。」

24歳は黙っていた。

少しの間のあと、「俺、結構、若い頃、やんちゃだったんすよ」と24歳が切り出した。

「あぁ、そうなんだ。」と私は呟いた。


「もし、自分の後輩があんなタメ口きいてきたら、○○っすよ」と彼は自分の怒りを奥歯で噛み締めるように言った。

私はそれに対して、何も言わなかった。


しばらくの沈黙の後、私は思い出した様に彼に質問した。

「○○君って地元、ここなの?」


彼は、なんでそんなこと訊くんだよ?という感じの少し不振そうな感じの低い声で「はい。」と答えた。


「ってことは中学、店の裏の○○中学?」と再度、質問した。

彼は、同じような感じで低い声で、「はい。」と続けた。


「じゃあ、あいつ、○○君の中学の後輩だな。」と私は言うのであった。

「え?あいつ、俺の中学の後輩っすか?」


「あぁ、多分、そうだな。」と私は言った。



なぜだかわからないけど、私は24歳の彼に「俺にここは預けてくれないかな?あいつに俺の方から言っとくから。」と言い、スケジュール表をめくって、大学生の出勤日をチェックするのであった。

なぜ、そんなお節介なことを言ったのだろうか。。。


そのあと、彼の武勇伝を聴きながら事務作業をするのであった。




二日後、大学生が出勤してきて控え室にいた。

私は切り出した。


「あのさ、○○君(24歳)っているじゃん。年上だからそれなりの言葉遣いしたほうがいいかもな。」と私は言うのであった。

大学生は何を言ってるんだ!この社員はという感じで、「え?そうなんスカ?あいつ、年上だったんスカ?」「へぇ~、でも、仕事できないんだから、しょうがないっすよね。」と生意気に言うのであった。

私は尚も取って置きの話を切り出した。

「でも、○○君(24歳)、○○君(大学生)の中学の先輩らしいぞ。」と私はちょっと得意気に言ってみた。


「あ、そうなんすか?関係ないっしょ、中坊の時なんて。。。」と尚も生意気に言ったので、最後の取って置きの情報を彼に教えてやった。

「でも、かなりやんちゃだったらしいぞ。気を付けたほうがいいぞ。」と私は言った。

大学生は黙りこくってしまった。


さらに取って置きの本当の最後の秘蔵エピソードを教えてやったら、顔色が変わって、少し足が震えていた。

「マジっすか。マジっすか。どうしよう。。。どうしよう。。。」

「謝ったら許してくれますかね?謝ったらまだ、大丈夫っすかね?」


その翌日だったか、その二日後だったか、いつもギリギリで来る大学生は30分ほど前から控え室に来ていた。

その日は同時刻が入り時間の24歳が控え室に10分くらい前にやってきた。

「こんちわーっす」


すると大学生はパイプ椅子から飛び上がるように立ち上がり、「今まで失礼しました!チャース、先輩!チャース!」と元気よく挨拶するのであった。

私はすかさず回転椅子に座ったままくるりと大学生の方を向いて、「挨拶でチャース!は、ねえだろう。しかも二回もと突っ込むのであった。」


大学生は急にゼミと就活が忙しいという理由で1ヶ月も絶たない内に辞めてしまったのであった。
コメント
この記事へのコメント
今回の話は
けっこう奥が深いっすね。
今はフリーターの年齢の幅も大きいし、言葉使いは大変だぁ。
間に挟まれて社員は気を使いますね!

お疲れっす!!
2012/03/04(日) 14:32 | URL | 猫の手 #-[ 編集]
どうでもいい事だけど誤字脱字が結構あるね。
2012/03/13(火) 00:41 | URL | ガンバス #0NY3HZWM[ 編集]
Re: タイトルなし
> どうでもいい事だけど誤字脱字が結構あるね。

そうなんですよね。
自分でも気づいてるのもあるんですが、まぁ、いいかぁって感じです。
2012/03/15(木) 01:42 | URL | rinakoriga #-[ 編集]
承認待ちコメント
このコメントは管理者の承認待ちです
2013/02/16(土) 12:06 | | #[ 編集]
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