外食産業の年収、外食産業の人間関係、外食産業の出世や異動、外食産業の不正、外食産業の衛生管理、外食産業の恋愛や結婚を赤裸々に暴露

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少し前の話


父の会社の同僚が早期退社をして、夫婦でカレー屋を開店した。

店を持つことが夫婦の夢だったそうだ。
退職金とこつこつと貯めたお金をつぎ込んで第二の人生にかけたらしい。

父が同僚たちと一緒に開店祝いに店に行った話を私にしてくれた。


私、「それでおいしかったの?」

一拍、間を置いて、「うーん。まぁ、普通かなぁ。」と私に言った。

その後、「まぁ、オフィス街にあるからそこそこ入るんじゃないかな。」と言った。


一年くらいして、ふと私は思い出したようにその後、その父の同僚のカレー屋がどうなったのかを父に訊いてみた。

父は黙ったままだった。

そして、ゆっくりと深刻な顔つきで言った。

「うーん。なんか、廃業したみたいだ。」


私はさらに訊いてみた。

「やっぱり、むつかしいのかな?」

「うん。まぁ、そうだろうなぁ。」

「それで、大丈夫なの?その人たちは?」と私は少し心配そうな表情で父に言った。

「いやぁ、それがね。連絡取れなくなったんだよ。うん。」


その時はそれだけの会話だった。

さらに一年くらいして、また、同じようにその人たちの話になって、大体の話を聞くことになった。

結局、カレー屋を開店したが一度も黒字にはならなかったそうだ。
運転資金が尽きて、金融機関に追加融資を頼んだがダメで、親戚などにも頼んだが駄目で、
父を含め、かつての同僚や部下にも借金のお願いの電話がかかってきたそうだ。

父を含め同僚の何人かで借金というのではなく、カンパという形でいくらかあげたそうだが、
焼け石に水で廃業してしまったそうだ。

自己破産して、離婚して、そのあと、行方がわからなくなってしまったそうである。


個人で飲食店をやるのはむつかしい。

元々、持ち家があって、自宅の一室を使って、低いリスクでこじんまりとやる分にはいいと思うが、
テナントを借りて、借金して、人生をかけてやるのはかなりリスキーだと思う。

何年も料理の世界で修行した人がやってもほとんどが廃業になることが多い。

考えてみれば、コンビニやスーパーが簡単に潰れる世の中である。

大手小売業だとか総合商社みたいな巨大企業が、物凄いスケールメリットをいかして綿密に採算を考え、
出店しても赤字の店も多いのが飲食業である。


他人の人生とはいえ、ちょっと悲しいなぁ。。。
でも、やってみたかったんだろうなぁ。。。

コメント
この記事へのコメント
個人で飲食店はムリですな
飲食業というビジネスモデルはすでに破たんしており、個人が借金までしてやるなんて、もってのほかですな。
2012/03/04(日) 15:06 | URL | 猫の手 #-[ 編集]
Re: 個人で飲食店はムリですな
> 飲食業というビジネスモデルはすでに破たんしており、個人が借金までしてやるなんて、もってのほかですな。


たくさんのコメントありがとうございます。
とても外食を個人でやろうなんて私は思いません。
2012/03/15(木) 01:41 | URL | rinakoriga #-[ 編集]
僕も独立を目標に外食業界に入りましたが、
店舗の運営を経験して個人でやろうとは全く思わなくなりました。
フランチャイズ加盟を含めリスクが大きすぎます。
2012/03/15(木) 22:24 | URL |   #-[ 編集]
Re: タイトルなし
> 僕も独立を目標に外食業界に入りましたが、
> 店舗の運営を経験して個人でやろうとは全く思わなくなりました。
> フランチャイズ加盟を含めリスクが大きすぎます。

たしかに、大資本でやっても儲けが少ない商売っすよね
2012/03/18(日) 09:44 | URL | 管理人 #-[ 編集]
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