外食産業の年収、外食産業の人間関係、外食産業の出世や異動、外食産業の不正、外食産業の衛生管理、外食産業の恋愛や結婚を赤裸々に暴露

「スイマセン。ちょっと、私、若旦那さん、あれなんで。。。お客さんから料理が汚いって言われたんですけど。。。」

20代中盤のフロアー担当の女性は私にすがる様に言ってきた。

「あぁ、はい。じゃあ、僕が。。。」

私はそのお客さんの席に向かって、謝罪し、”すぐに作り直してくるのでお許し頂きたい”旨を伝えて、その了承を得て、若旦那の作った盛り付けの汚い料理を持ってパントリーに行った。



そして、パントリーの下げ台の前のゴミ箱に、その汚らしい盛り付けの料理を捨てた。

少し、深呼吸し、キッチンに向かって、「○○の盛り付けが汚いとクレームがきたので最優先で次に打つオーダーを作ってください。」と大きめの声で伝えた。


キッチン内で若旦那は、こちらに聞こえるような声でブツブツ文句を言いながら、乱暴に音を立てながら冷蔵庫を開けたりしながら、料理を作り始めた。


少ししてキッチン内から客席に聞こえるような大声で、「お願いしマース!料理冷めちまうだろう!」と若旦那のが怒鳴る声が聞こえてきたので、私はパントリーに向かって、出された料理をチェックして、それを待ってもらっているお客さんのところに持っていって、再び謝罪をするのであった。


飲食店では、料理を作る人間が料理を持っていく人間より偉いと勘違いすることがよくある。

高級ホテルなんかでも、総料理長をホテルの取締役にするのは、ホテル側の責任者にすることによって、料理部門の行き過ぎた権力をコントロールする狙いもあったりするそうだ。


時給1000円にも満たないアルバイト・フリーターの若旦那はよく、控え室で、親分の竜兵と「この日のこのラインが弱いから、事前に仕込み量を無視して多めにやらねえとダメだな」とか「この日は月曜日だから客数が少ないから大丈夫だろう」とか真剣にスケジュールのことを心配してくれる。

若旦那は、学生の頃、ファミレスでバイトしていた頃、冷蔵庫で摘み食いしながら、早く終わることしか考えていなかった私とは違い、管理者の視点を持ったアルバイトなのである!


きっと、一秒でも早くお客様に料理をお出しするために、汚らしい盛り付けでも管理者の視点に立てば仕方ないと考えてのことだろうし、そのためにはフロアー担当者を怒鳴ったり、調理機器や器具を乱暴に扱っても仕方ないと思ってのことだろう。


若旦那たちのようなやる気のあるアルバイトばかりならきっと、外食産業の社員はもっと楽ができると思う。。。

さすがである。
コメント
この記事へのコメント
でも、何故若旦那が社員にならないのか不思議。
2010/01/26(火) 00:35 | URL | #-[ 編集]
なれないからこそじゃないでしょうかね
2010/01/26(火) 23:30 | URL | 外食産業の裏側の管理人 #-[ 編集]
だから竜兵らバイトに頭が上がらないのでしょうか?
2010/01/28(木) 22:22 | URL | 一読者 #-[ 編集]

まぁ、頭はあがりませんね



2010/01/28(木) 22:48 | URL | 外食産業の裏側の管理人 #-[ 編集]
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