外食産業の年収、外食産業の人間関係、外食産業の出世や異動、外食産業の不正、外食産業の衛生管理、外食産業の恋愛や結婚を赤裸々に暴露

深夜、退勤後、後輩社員とあるファミレスにいた。

彼とはとても気が合い、私の事も慕ってくれているようだった。

「○○店長みたいに、店をあそこまでボロボロにしておいて、あの歳まで会社にしがみつきたくないです。」

○○店長とは彼が以前に所属していた店長のことで、50代の店長で、この時点でうちのエリアに異動してきて2年程度の間に、すでにエリア内の店を二店舗もボロボロにしていて、かなり年下のエリアマネージャーも扱いに困っていて、人事部の責任者にも扱いについて相談しているような存在であった。



「もう、あのくらいの年齢になったら、転職っていっても無理だろうから、しがみつく以外に道はないだろうなぁ。。。」

私はコーヒーを啜りながら言った。


「ところでどうして、うちの会社、外食なんて入ることにしたの?」

この後輩は高学歴であるは知っていたが、以前からどうして、外食業界なんかにきたのか不思議であったので訊いてみた。


「いや、研究室の教授と喧嘩して、就職とか、もうどうでもいいやと思ってたら、大学に企業セミナーみたいなので来てて、参加してみて、人事の人と話したら凄いやさしくて。。。それで、将来は本部で経営分析みたいなのをやれればと思って、面接とかでも言ってたら、なんか採用されて。。。」

「多分、まぁ、無理じゃない?」
私は少し笑いながら言った。


「はい。。。絶対、無理だと思います。研究室の同期なんか○○(有名企業)で、去年、年収1000万超えたとか言ってました。」

私は心の中で「マジかよ。20代で1000万とかスゲーな。」と思ったが、後輩の手前、表情に出すわけにはいかなかったので、「そうだろう。外食なんかで働いてたら絶対にないよ。」と静かに言った。



「はい。ホントに失敗しました。辞める方向で考えてるんです。」

「そういえば、その研究室時代に彼女がいたとか言ってたよな?その彼女は何してるの?」

「○○(有名企業)で働いています。僕がこんな仕事してるからいつのまにか終わっちゃいました。」

「そりゃ終わるよな。ボロボロにこき使われて、時間なんてねーもんな。」



「ぶっちゃけ、○○(後輩)は向いてないと思うよ。まぁ、俺もだけどさぁ。だって、人を怒鳴ったり、仕事を押し付けたり出来ないじゃん。」

「はい。。。」

彼は少し嬉しそうでもあった。


「便所が汚れてたらさあ、自分が掃除するんじゃなくて掃除させられる人じゃないと無理だと思うぜ。さらに掃除させるだけじゃなくて、”なんで、汚れてるんだ!”って怒鳴れるような人間じゃないと、難しいと思う。多分、俺らって、自分で掃除しちゃうじゃん?」

「はい。。。」


そんな話を1時間程度して、僕らは店を出た。



数ヵ月後に彼は退社した。

その後、彼の学歴にあったそれなりの仕事に彼が就いた事を風の噂で知るのであった。

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