外食産業の年収、外食産業の人間関係、外食産業の出世や異動、外食産業の不正、外食産業の衛生管理、外食産業の恋愛や結婚を赤裸々に暴露

上記の広告は1ヶ月以上更新のないブログに表示されています。
新しい記事を書く事で広告が消せます。

40台中盤のディナー以後ののキッチン・アルバイトが入った。

男性である。

男は私に「自分は商用店舗の改装工事なんかをやってきたので、納期とかがあって、非効率的な仕事があるとどうも納得できないので、
ここではそういう非効率部分はないんですか?」と二回目に私がトレーニングしている最中に質問してきた。


「色々、あると思いますけど、まず自分の作業を確実にすることが大事だと思いますよ。」と私は答えた。


同僚の先輩のアルバイトたちにも同じように「非効率な部分があるとどうしても納得ができない」と語っていた。


この男が10回くらい入って、失敗やミス、知らないのに勝手にやってしまって台無ししたりなどの失態が連続した。

おそらく、10回以上連続した。

そのたびに、他のアルバイトの人たちが、「いろんなことを教えようとしても、それは知ってるとか、あぁ、そういうことね。大丈夫、もう大丈夫だから、
みたいな感じで人からあれこれ指図を受けるのが嫌なようで教えててこっちが不愉快になる。」と言われた。


さらに挨拶、返事、言葉遣いなど、最低限の部分もまともにできないような男だった。

新人なのに控え室に皆がいても、無言でさぁーっと帰ったりも日常茶飯事で、そのたびに、「挨拶してから帰るんないとダメですよ。」
と注意した、

すると、「あぁ、おつかれさまでした。これでいいんでしょう?」と言ってきた。



他にも何ども注意したが、威嚇するように、時に面倒くさそうな態度で「あぁ、それって俺が謝ればいいってことでしょう?あぁ、申し訳ないですね。」
とか、不愉快このうえなかった。


ある時点で私も我慢できずに言った。


「非効率的な仕事があると納得できないって言ってたけど、こっちもあんたみたいに挨拶とか返事もまともできないような人間に、いちいち、あんたがミスするたびに不愉快な思いして
注意しなきゃいけない非効率的な現状が納得できないし、一緒に働いてる皆もあんたみたいな態度悪い奴に教えることが非効率的だって怒ってるよ!」と言ってやった。


するとその場でコックコートを脱いで、私を睨みつけて、無言で店を出ていって、そのまま辞めてしまった。


働くヒト ブログランキングへ
スポンサーサイト


エリアマネージャーが臨店にきた。

来ているときに、ちょうど茶髪、長髪、ヒゲ、ピアス、サンダル姿のバイトの大学生が店にきた。

エリアマネージャーは私に言った。

「あいつのナリ、お前どうすんだ?あぁ?言うこときかねーなら切れ!」

私は「はい。わかりました。」と返事するしかなかった。

エリアマネージャーが帰ったあと、控え室でコックコート姿でくつろいでいるさっきの大学生に言った。

「エリアマネージャーが茶髪と長髪とピアスとサンダルをやめろって」

「嫌ならやめていいってさ。」


大学生は面倒臭そうに私に「別にやめてもいいっすよ。こんなとこ。」と言った。


続けて大学生は言った。

「でも、キッチンで俺、働いているからカッコなんて関係無いじゃん。」

「客前に出るなら、文句言われても別にしょうがねえって思うけど、なんで、裏で働いてんのにカッコのこといわれなきゃなんねえの?」


私は大学生がその続きを言うかもしれないので、少し待ったが言葉が出てこなかったので、自分なりの回答を言った。


「簡単に言うとカッコとか挨拶とか一番簡単な小学生でも守れるようなルールも守れーねー奴は信用できないってことだろうな。」

「ここで働く以上は茶髪にしてはいけません。サンダルで来てはいけません。長髪はいけません。ヒゲはダメです。っていう程度の低いルールも守れねー奴が、
客の口に入る食材とか食いもんを扱うルールを守れるかどうか信用できねーってことじゃねえ?」


「別に茶髪、長髪、ピアスでヒゲをはやしている奴が全員、ルールを守れねーって言ってるんじゃなくて、程度の低いルールも守れねー奴が本当に大事なルールを守れる人間かどうか信用できねーってことだろうな。」

「おめー、あれだろう?今年、就活だろう?今のナリで会社の面接とか行って採ってくれるとこって普通ねえだろう?それと一緒じゃねえ?」

「別に引き止めないし、自分で決めればいいと思う。」

「ただ、俺はお前のナリのことなんて個人的に興味もないし、これ以上議論もするつもりもねえよ。上司に命令されたから直させるかキルかどっちかにしろって、言われたから言っただけだ。わかった?
あと、ここは職場でお前が選んで入ってきたんだからな。わかった?」

大学生はムッとしたまま私の方を睨みつづけた。

その日はムスっとしたまま、彼は仕事をして、しばらくして、こなくなってしまった。




入社して、3ヶ月くらいのことだった。

その日は日曜で店は満席で混雑していて、多くのお客さんを待たせていた。
料理の提供も遅れていて、多くのお客さんが苛立っていた。

ピンポーン! ピンポーン!と何ども我々店員を呼ぶ呼び鈴が鳴っていた。
でも、それになかなか対応できないような状態だった。

「おーい!おーい!」と柄の悪い大声が店内に響いていた。

やばいと思い、私は声のする方にいくと、スキンヘッドの40台中盤の男性と、
その家族がいて、スキンヘッドの父親と思われる男が、大声で呼んでいた。


「はい。お待たせしてすみません。」

「おい?お前よぉ、ここの店長か?あぁん?店長か?」と凄んできた。

「いえ、私は店長ではございませんが、社員です。」

「店長呼べ。店長!すぐ、呼べ。」

「はい。ただいま。」


キッチンでその頃、店長は奮闘していた。

パントリーに急いで行き、店長にお客さんが怒っていて、店長を呼べと言っていると伝えた。

店長はコックコートのまま、そのお客さんのところへと行った。


「いつまで待たせんだ!」などと、怒鳴られていた。

私は料理を運び、会計をして、下げものをして、待っているお客さんを案内し、と店内を動き回っていた。



店長は土下座していた。

両手を前に出し、小さい身体をさらに小さくして「申し訳ございませんでした。申し訳ございませんでした。」と何ども言っていた。

スキンヘッドの男は、自分の妻と一緒に、土下座し謝罪する店長にさらに罵声を浴びせ続けていた。

店長は、さらに何ども何ども「申し訳ございませんでした。申し訳ございませんでした。」と謝罪を続けていた。



スキンヘッドの男は伝票をみて、財布から何枚か千円札を出し、それをテーブルに叩きつけて、
「帰るぞ」と自分の妻や子供たちに言い、帰り際にさらに店長に「もう二度と来ねえからよぉ」と言い、
帰っていった。

店長は急いで立ち上がり、テーブルの伝票とお金をかき集めて、その家族を追いかけて、
「お金は頂けません。また、どうかこれに懲りずによろしくお願いいたします。」と言ったが、
スキンヘッドの家族一団は店長を無視して駐車場の車に乗り込み、店を跡にした。

店長は最敬礼でおじぎをし、それを見送った。

そして、店長は周りのお客さんたちに、「お騒がせして申し訳ございませんでした。」と謝罪し、
なにごともなかったように、私にテーブルを片付けて待っているお客さんを案内するように指示を出し、キッチンへと戻っていった。

9時半ごろになるとオーダーも減っていき、落ち着いていき、10時頃に発注作業を終え、店長は着替えてパントリーにいる私のところにきた。

「俺のこと、かっこ悪いと思ったかもしれないけどなぁ。店を任されたら何がなんでも守っていかないとダメなんだよ。
理不尽なことも多いし、プライドも捨てなきゃいけないこともある。今日の俺のやり方が正しいかどうかは正直、俺もわかんねぇけど、、、」

少しを間を置いて、

「今日、凄い忙しかったけど、じゃあ、お先に失礼します。」と言い残し、店長は帰っていった。
上記広告は1ヶ月以上更新のないブログに表示されています。新しい記事を書くことで広告を消せます。