外食産業の年収、外食産業の人間関係、外食産業の出世や異動、外食産業の不正、外食産業の衛生管理、外食産業の恋愛や結婚を赤裸々に暴露

新入社員で配属された店で、深夜のフロアーアルバイトがほどんどいない時期があった。



前に記事にしたが、理由はキッチンの深夜に週6で入ってるおばちゃんが、怒鳴ったりわめいたりして、それが嫌になりどんどん辞めていったからである。



必然的に、私が深夜のフロアーをよく担当するようになったのだが、私の負担を軽減させようと、深夜にやる閉店作業の一部を昼間のおばちゃんたちがよかれと思って、昼間のアイドルの時間帯にもっていっていたのである。


その当時はどの時間帯にどの仕事をやるべきかとか、そういうこともわからなかったし、ちゃんとした店はそういう一日の作業の進行をかいた紙を掲示しているのだが、きちんと管理された店ではなかったので、それもなく、私の知らない内に閉店作業の一部が12時間近く前に前倒しされていたであった。


ちょっと考えればわかると思うが、一日に一番忙しいのはランチとディナーである。


だから、ランチ後にたとえばドリンクバーの清掃をしてても、ディナーでまた、汚れるので、深夜とか早朝にそういったことをやるのがいいに決まっている。


ある時にアイドルの時間帯にエリアマネージャーがきて、あるおばちゃんがドリンクバーの閉店作業をやっているのをみて、私に「なんで、こんな時間帯にあんな意味ねえことやらせてんだ!」と言ってきた。


私はエリアマネージャーが帰った後、おばちゃんに、「深夜にやるからやんなくていいですよ。」と言った。



そしたら、おばちゃんはムスッとしていた。

それ以来、数ヶ月くらい、私を避ける冷たい態度になった。
やがて、他のランチのおばちゃん連中も私に対してそよそよしくなり、目線すらあわせなくなった。




入社前にアルバイト経験のある同期の一人がアドバイスとして、「おばちゃんに絶対に嫌われないで下さい。」と言ってくれた事がある。




控え室におばちゃん4人がいて、ワイワイと楽しそうにおしゃべりをしていて、私が出社してきてその控え室に入った途端に、おばちゃんたちは会話を一切やめて、私が挨拶しても嫌そうな顔で目線をそらし小声で挨拶する。

そして4人とも控え室からすぐに出て行ってしまう。

こういうことがその頃は毎日のようにあった。



ホントに些細なことでご機嫌を損なって嫌な気分にさせられることは多い。


まぁ、おばちゃんたちにすれば、新入社員で何も知らずに入った若造に一から教えてやって、深夜で癖の強いおばちゃんがいて大変だから、よかれと思ってやったことを否定されたのだから、裏切られたような気分になったのだろう。。。


私のようにおばちゃんたちと険悪の仲になってしまった店長や同僚などもいっぱいみてきたが、中にはそういったことをまるで気にしないでガンガンいえる人も何人もいて、その度にホント、こういう仕事に向いてるなぁと羨ましく思ったのである。



ある店でランチのボスのおばちゃんに、「あなたは一番店で時給は高いけど、出来ないことややらないことが多すぎてその時給だけの価値がない。」とタイマンで言い放ったのは僕の同期である。
そんなに近くではないが、セブンイレブンでドリップコーヒーを購入することがある。

これは一部店舗でしかやっていないのだが、レジの横なんかに機械が置いてあり、お金をレジで払って、カップを貰い、セルフでいれることになっている。


コーヒー通では別にないが、缶コーヒーは飲むと気持ち悪くなり苦手だし、ファストフードとかファミレスの作り置きしたコーヒーはいがらっぽくて飲めないし、インスタントだとものたりない。


カフェチェーンのコーヒーよりは香りは弱いが外でコーヒーを飲む時はセブンイレブンでドリップコーヒーを利用することがしばしばある。


まぁ、そんな感じで、ドリップコーヒーとペットボトルのお茶を購入して車を運手して、近くの某有名バーガーチェーンのドライブスルーを利用しようと車で入っていった。


通常、マイクで車からメニューを伝えるのだが。。。



店長らしき中年男性やアルバイト従業員4人くらいがメニューを持って外に出てきて、直接、注文を訊いてきた。



その時点で私の計画は全て水の泡となってしまった。



実は私の予定ではセブンイレブンでドリップコーヒーとペットボトルのお茶を買って、ドライブスルーで単品の100円くらいのハンバーガーを3種類買うつもりだった。

しかも携帯クーポンで一つは半額である。



でも、窓越しにメニューを渡され、金のない女子高生みたいな注文をするのが恥ずかしくて、結局、セットメニューを買ってしまった。

250円前後の買い物が700円くらいになってしまった。


店側としては少しでも注文のスピードを上げることで回転率をあげるために出張ってきてのかもしれないが、
私の節約術はもろくも崩れてしまったのであった。




そこで外食における客が注文してお得感があるメニューとそうではないメニューを、少しだけ書いておこうと思う。


いわゆる原価率っていうやつで、通常、ファミレスなんかだと原価率は30~35パーセントくらいといわれている。つまり、30円で仕入れて100円で売れば原価率30パーセントである。






原価率の高いもの=客にとってお得感があるメニュー



マグロの大トロなど高級なネタ (寿司屋)
ウニ (寿司屋)


最もシンプルなハンバーガーやチーズバーガー (ファストフード)

ハンバーグやステーキの単品 (ファミレス)






原価率の低いもの=客にとってお得感がないメニュー


粉もの全般 (お好み焼き、ピザ、蕎麦、うどん、ラーメン、パスタなど)
さらにラーメンとかだと、チャーシューメンとかゆで卵がトッピングされたもの


飲み物全般 (コーヒー、紅茶は場合によって原価率1~3パーセント以下。)

ドリンクバー 

デザート全般

ファストフードのポテト


牛丼屋の生卵、漬物、サラダ




簡単にいっちまえば、飲み物やサイドメニューは注文しないで、水を飲んで主力の食事メニューを食べれば
お得感があるってことですかね?


当たり前のことだけど、そこに人件費、光熱費、家賃、設備費、その他の経費がかかってくるわけで、一概に原価率だけ考えて、得したとか損したって考えても仕方が無いけどね。





でも今回はなにがいいたいかというと、セブンイレブンで飲み物を買って、バーガーチェーンでは原価率が高い単品メニューだけを買いたかったけど、恥ずかしくて買えなかったということですわ。

まぁ、コンビニのコーヒーも原価率安いんだけどねw

プロになったら、ペットボトルに家で作った麦茶を入れて常に持参して、マックで単品ハンバーガーのみを買うのがいいね

入社した会社のファミレスで私はバイト経験がないばかりか、客として来店したことさえなかった。

そればかりか、そのファミレスで出されているメニューを一品も知らなかった。

その上、OJTの意味もあまりわからずに入社したので、まさかまともな研修もなしにいきなり店舗に配属されるなんて思っていなかった。



しかし、いきなり店舗に配属されて、初日からキッチンに入れられ、ランチのおばちゃんたちのいうがままに動くことしかできなかった。

当時の店長は本当に放任で、私のことは新人のバイトみたいに扱っていて、特にうるさく何かを指示するでもなく、そして何も教えてくれなかった。


まるで使えない状態なので当然、アルバイトたちも私を社員としてみることもなかった。


ランチのおばちゃんだけでなく、夜のフリーターとかにもよく怒鳴られた。

「邪魔だからあっちいけ」とか「手を出されても、後が大変だからなんにもしなくていいよ」とか平気で言われたものである。


少しずつオペレーション作業に関してはある程度できるようになってきた。


まぁ、でも、それでも高校生のバイトより使えないくらいだった。


原因の一つとしてマニュアルがかなり紛失してて全然整理されていなくて、正確に料理の手順や品目量を覚えようにもそれが困難だったのである。



ある時、深夜のおばちゃんが遅刻して、私一人でキッチンで営業することになった。

ただでさえ、あまり役に立たないのに本来ふたりいるはずのキッチンで、私なりに一人で必死に料理を作り続けた。


オーダーが続く中、おばちゃんが、謝罪一つなくキッチンに入ってきて発した言葉が、「なんでこんなに汚してるの」だった。


私は不満げに「一人でやってたから~。。。」と言った。


そしたら、おばちゃんに何を言われたか忘れたが、すごい剣幕で怒鳴られて、私は腹が立ったのでふてくされて、おばちゃんを無視するように作業を続けた。



キッチン内は最悪の雰囲気だった。


その後、お互いに眼も合わせずに黙って作業を続けた。

本当は1時間くらいで私はあがり時間だったが、社員なのに勝手にあがることもできずにいた。


2時間半くらい経った時におばちゃんが、「もう上がっていいわよ」とそっけなく私に言った。

私も眼も合わせず、「お先します」と言ってキッチンを後にした。




その後も、そのおばちゃんとは和解することなく、険悪なままだった。



その当時の店長は基本的に自分が深夜などに働くのを好まない人だったので、必然的に私はおばちゃんといっしょに働くスケジュールにされたのだった。



私がフロアーでおばちゃんがキッチンで深夜から早朝まで二人っきりとかも多くて本当に最悪だった。

おばちゃんは半分くらいキッチンを無人にして控え室で寝ていた。

オーダーが入ったら私は控え室に料理を作ってくれるようにお願いしに行っていた。


機嫌が悪いと、すごい形相で「別に帰っていいんだから」と私に言ってきた。
この頃から、私のことをバイトと同様に扱っていた店長が、少しだけ私に色々と言うようになってきた。


その一つが、その仲の悪いおばちゃんに色々と注意しろと言うのだ。

「〇〇(私)、もっとさ、○○さんに社員なんだから、注意したり指示しろよ。」


一応、「はい。」とは返事するのだが、いつも心の中で考えていたのが、店長自身の考えとして、口に出して言っていないが、「但し、絶対やめないように。。。」という条件付きであったのは肌で感じていたし、もし、私が本当にきつく注意して、おばちゃんが帰ってしまって、次の日とかに電話とかでおばちゃんが文句を言ってきたら、絶対に店長はおばちゃんの味方をするのは容易に想像できた。


だから、結局、私は毎日、耐えることしかできなかった。

そして、スケジュールができる度に、おばちゃんとダブるところをまず、最初にチェックしたものだった。



当時、一応、店長に「最低、30分前には出社しろ」と言われていたが、夜からの出勤でおばちゃんが控え室にいるのがわかっていたので、顔を合わせたくなくて、店の駐車場で心の準備をして、15分前くらいに店に行ったら、店長に「30分前にこいって言ったろうが!それでも社員なのかよ!」と怒鳴られたことがあった。



おばちゃんに注意することもできず、店長に自分の立場を説明することもできず、とにかく、黙って耐え続けるのがベターだと思い、過ごしていたのだった。


それが新入社員の頃、辛かったことの一つである。



嫌いな人間と同じ空間でいることがこんなに辛いなんて思わなかった。

それが経験として良かったかどうかはわからないが、職場の人間関係に悩んでいる人の悩みなんかを聞いて、その辛さをある程度は理解できる人間になったとは思う。



ちなみに、そのおばちゃんは結局、あとにその店に配属になった店長のスケジュールに怒って、来なくなってしまい、そのまま辞めたのであった。


また、私にとって、そのおばちゃんが一番嫌な人間ではあったが、客観的にみて、同じくらい店にとって不要なバイトは他にもいっぱいいたので、少人数の管理者で人を使って商売をするのがいかに難しいかを私は入社してすぐに配属された店で身をもって学べたのである。
あるファミレスで、平日のランチ時のことだ。

ランチメニューを頼んで、待っている間にメニューに目をやると右下の方に小さい字で”ランチ時のライスの大盛りは無料サービスさせていただきます。”と書いてある。


心の中で、”あぁ、タダなら大盛りにしとけばよかった。っていうか、でもなんで、店員は注文の時に大盛りが無料サービスっていわねえんだよ。ふざけんなよ。今更、わざわざ店員呼んで、「やっぱし、大盛りで」なんて恥ずかしくていえねえよ。。。”とか思いながらランチがくるのを待って、ランチがきてから食べている間も、なんか釈然としないまま損したような感じで食べて、会計を済ませたあとも、そんな気持ちが残り香のように残って、味なんてちっとも覚えてないなんてことはないだろうか?




いつものように私はランチ時にキッチンで働いていた。

「お客さんが怒ってるから、フロアーにすぐ来て!」とフロアーのおばちゃんが、キッチンの私に言ってきた。店長はいなかった。おばちゃんに話をきくと、冒頭の話のように、ランチ時のライスの大盛り無料サービスを、オーダーをとったおばちゃんが客に知らせなくて、注文したあとに客が気づいて、”どうして、注文の時にいわねえんだよ!不親切じゃねえか!”とカンカンに怒っているということだった。


とりあえず、コックコートのまま、すぐにその客のところへと行った。


おそらく、60歳過ぎの年齢の夫婦だと思うけど、おじさんのほうが真っ赤かにヤカンみたいにカンカンの状態になっていた。


とにかく、膝をついて、言い分を言わせるだけ言わせて、それを、「はい。。はい。。。申し訳ございません。。。。はい。。。はい。。。担当した者に厳重に注意したしまして。。。」という具合に対応した。


おじさんも、「別に金のもんだいじゃねえんだよ!気持ちの問題だ!~」とか私に怒り続けて、気がだいぶ晴れたみたいで、真っ赤かだったのが普通になって、落ち着いたようで、「今度から気をつけてくれよ。」と言って私を開放してくれた。


キッチンに戻り、おじさんたちの料理を私が持って行き、再度、謝り、おじさんたちが帰るときは教えてくれるようにフロアーのおばちゃんに言っておいて、帰る時にキッチンから出て行って、深々とおじぎして気持ちよくおじさんたちを見送った。



つぎの日に店長に、この出来事を報告して、ついでに「オーダー時に必ず大盛りがタダであることを言うように落としこみますか?」と言ってみた。


店長は、渋い表情で、「いいよ。別にそこまでしなくて。」と言ったので、「はい。わかりました。」と私は言ったのだった。私の想像なのだが、ライスの食材単価は店の食材の中でも結構高い方で、盛る人間によってバラツキが大きいのでロスも非常に出やすいのである。月末の棚卸時でも、だいたい一番、あるべき数値からブレていることが多く、その金額も大きく、さらに普通ライスで盛る時より、大盛りライスで盛る時の方が、量のバラツキが大きくなる傾向があるので、そういうことを考えて、客からクレームがくる可能性よりも、”オーダー時に大盛りが無料だということを毎オーダーごとに客に伝える”ことにより、店の食材ロスが増えることの方を店長は嫌ったのだと私は理解したのであった。

バイトの大学生の子が、中古のクーペタイプの車を買ったので、控え室で従業員たちがその話で盛り上がっていた。


バイトA、「高かったんスか?」

大学生、「いやぁ、べつに中古だからそうでもないけど、維持費とか結構大変そうなんだよね。」

パートA、「今度、乗せてよ。」

大学生、「いいッスよ。」


大学生は満面の笑みだった。


そこに竜兵が休憩で控え室に入ってきた。


さっきまでの和気あいあいとした雰囲気は一変して、みんな、急に口をつぐみ始めた。


大学生、「お疲れっス。」

竜兵、「おぅ。」


俺はお前より上なんだといわんばかりの挨拶である。



竜兵、「駐車場にあんのおめえの車か?」

大学生、「あぁ、はい、そうッス。」


竜兵、「おまえよぉ、客のこと考えろよな。」

嫌味っぽく竜兵は言った。

大学生、「はい?」

大学生は何のことを言ってるんだろう?という感じだった。



竜兵、「わかんねえのかよ?」

竜兵はいかにも不機嫌だという雰囲気を出しながら面倒くさそうに言った。

竜兵、「あんな場所によぉ、おめえの車おいたらよぉ、客が迷惑だろう?」



尚も大学生は理解できない様子だった。

大学生、「え?ちゃんと駐車スペースに入れましたけど?」


竜兵、「そうじゃねえんだよ、店の入口から近いとことか、入れやすいとこは客が優先なんだよ。従業員があんなとこおくのはおかしいんだよ。奥の入れにくいとこにおくの常識なんだよ。」


大学生、「あぁ、はい。スミマセン。すぐにどかしてきます。」

大学生は車をどかしに店の外へ出て行った。



大学生がいなくなり、竜兵は再び口を開いた。


竜兵、「あんなよぉ、せめえ車よく買うよな?」

竜兵、「燃費も悪そうだしよぉ、タダでくれるって言ってもいらねえよな?」


バイトAもパートAも渋い表情で竜兵の意見を適当に相槌をいれながら仕方なさそうに聞いていた。



気をよくしたのか、竜兵は少し笑みを浮かべながらさらに続けた。




竜兵、「学生の身分でよぉ。よくあいつの親も車なんて許すよな?」

竜兵、「俺なら『ふざけんな!』って言ってゼッテェゆるさねえけどなぁ。」


嬉しそうな表情を浮かべながら興奮したように竜兵は言った。


竜兵、「学費、親に出させて、車はねえよな?」


バイトAもパートAも、もううんざりという表情だった。



竜兵、「まぁ、俺の金じゃねえからあいつが何に使おうとかんけえねえけどなぁ。」

この決め台詞を言ったところで大学生が戻ってきた。



そして、また、竜兵は大学生にどうして車をあそこに停めてはいけないかの説教を始めたのであった。



もちろん、いうまでもなく竜兵は車を所有してはいないのであった。。。
就職活動も本格化してきただろうし、そういったことにも触れようと思う。


はっきりといってしまえば、2連休なんて年間0~5回くらいだと思う。

地方の店とかはわからないけど、個人的経験ではそうだし、私の周りもそうだ。


他の土日が休みの会社だったら、彼女と金曜のアフター5に待合わせして、土日の予定なんて話合えるけど、はっきりいえば、バイトが飛んだら今できてるシフト表なんて簡単に変わってしまうし、当日に予想以上に混めば、「今すぐこい」なんてのもあるし、本当に酷い人手不足の店なんて2日後のシフト表もできてないことなんてあるんだから、とにかく余暇も楽しみたい人には向かない業界だと思う。


仮に運良く2連休が年間5回とれたとしても、その内容も悲惨で、最初1日しか休みが無くて、家で1日の休みを過ごしていていたら、携帯に店長から電話が来て、「明日、バイトの○○が出れるっていってるから休みでいいや。2連休でラッキーだな」といわれて突然2連休になったりと、全然、予定不能の2連休も多いわけだ。


毎週、基本的に土日が休みときまっている人がそれにあわせて余暇の予定を立てられるのは本当に羨ましいし、その分、給料が高く設定されているか?といえば全然そんなこともなく、会社説明会で人事の管理職に見張られて無理やり質問コーナーに立たされた若手社員のリクルーターが、説明会参加の学生に「土日が休みじゃなくて嫌じゃないですか?」と言われて、精一杯の作り笑いを浮かべて、「平日のほうが混んでなくて便利ですよ。」と言ってる姿は可哀想に思える。


「土日が休みじゃない」だけじゃなくて、「ほとんど平日休みで、それも連休じゃないことの方が圧倒的に多い上に店の都合でバラバラに休まされて、店の都合で簡単にその予定も変わるから、予定なんて本当に立てられない。」わけである。


しかも、エリアマネージャーに「携帯を携帯してなくていいのは風呂入ってる時と、店で営業してる時だけだからな。」と凄まれたりするわけだから、休みもオチオチゆっくりできないわけであります。


そりゃ入社前の友達とも疎遠になるわけですよ。

そのヘルプ先の店で夜の9時頃になり、私は休憩、30代のバイト男性は上がり時間になった。


控え室に行ったら、彼(30代のバイト男性)は堰を切ったように6時からきた40代のバイト男性についての不満を私に話し始めた。


「あの人とは普段、口きいてないんですよ。」

彼は怒ったように私に言った。


私は興味は無かったが、無視するわけにもいかず、「え?どうしてですか?」ときいてみた。


「今日だってありえないでしょ?」

「混んでるのわかってるんだからギリで入ってくるなんて。。。」
(実際には5分くらい前だったのでギリではないが。。。)


彼の主張には同意できなかったが面倒なので、「あぁ、そうですね。」と言った。


すると彼は少し満足気な顔をして、さらに話を続けた。

「だから、俺、店長に言ってやったんですよ。」

何を言ってやったのかわかんなかったので、「え?」と私は言った。


すると彼は、「いつも、あぁなんですよ。」、「『あの人はやる気もないしどうしようもない人だ。』って店長も言ってましたよ。」と私に言った。



ちょっと私の考えとはだいぶ違うので私なりの考えを少しだけ言ってみた。

「でも、時間通りにきちんと働きたいっていう人もいるから、どうなんですかね?」


彼は私の意見に少し腹を立てた様子で興奮したように反論してきた。

「でも、でも。。きてくれてるお客さんを待たしてるわけだし、混んでんのわかってるんだったら、お互い様なんだから少しくらい早く入ってくれてもいいじゃないですか?」


こんなところで議論してもどうしようもないけど、訴えるように主張する彼に私はもう少しだけ自分の意見を言ってみた。


「だけど、店は6時からの分しかお金を払っていないんだから、それを無償で強制するのはおかしいし、もし、本当に6時前に入ってもらうなら、それ相応の賃金を払って、店長なり管理者がお願いすべきだと僕は思うんですけどね。。。」


彼はあきらかに不満げだった。


「まぁ、でもむずかしい問題だけど、○○さんは、お金ももらえないのに自分の時間を削ってはたらくの嫌じゃないですか?」

彼は自分が褒められてると受け取ったようで嬉しそうに少し照れた様子で言った。

「いやぁ、別に自分は好きでやってるから。。。」



このようにサービス残業したり時間前から頼みもしないのに入ってきて働くアルバイトの人はたくさんいる。

でも、往々にしてそれは自己満足的な部分も多く、自分の行為を自分で美化し自分に酔いしれていることも多い。


そして、毎度のことながらそれは、”自分は店の為に働いていやってる。”という意識を生み、”他のアルバイトより店に貢献してるんだから、他の奴より優遇されてしかるべき。”という考えも生み出してしまう。。


そして、自分と同じような行為を他のバイトに強要したり、そうしない場合は批判したりするようにもなってしまう。

さらにそれを支持する人も出てきて、店長や社員もそういった人たちを「やる気がある人」と特別扱いしだし、店の重要人物として扱い、それについていけない人たちが店をやめていき、新人も当然、バカバカしいのですぐやめてしまい人手不足が慢性化してしまう店になってしまう。


結果的に、この店も人手不足でどうにもならなくなり、私がヘルプできたわけで、この日も2時間以上かけてこの店まで行って、朝11時から朝4時までいたのである。



でも、私がそんなことより思うのは、なぜ、わざわざ自分たちの労働を安売りするような行為をするのかがよくわからない。


結果的に”アルバイトもサービス残業して当然”みたいなことにつながっていく
し、なにより”自分もバイトであるのに、他のバイトが時間通りに働いてきちんと賃金を貰う権利を侵害するような強要的発言をして得意げになっているのが、すごいなぁと思った。


この人に関してははっきりと知らないからわからないけど、こういう人って、かなりの確率で自分発信の行為は正当化するけど、仕事中に一服に行ったり、嫌な仕事は他の人にやらせたり、休みの要望を店の都合を考えずにガンガン出したり、言葉遣いが悪かったり、他のバイト仲間を悪く言ったり、仕事が雑だったり、他のバイトにいばったりしてる場合も多く、混んでる時に20分前に無償で入ってくれるかもしれないけど、プラスマイナスで考えたらマイナス100点みたいな人が多いんじゃないだろうか?


そんなんだったら、どんなに混んでいようと1分前に仕事に入ってくれるまともなアルバイトの方がずっといいわけである。
パントリーで作業をしていた時だった。


竜兵が新人の学生の男の子を「サモア」と呼んでいた。
おそらく、彼の見た目でそう呼んだんだと思う。


ちかくにいたポッターも竜兵がそう呼んでいたのをニヤニヤしながらみていた。



パントリーからキッチンに出来る限り毅然と真剣さが伝わるように大きな声で私は言った。

「きちんと”さん付け”か”君付け”で呼んでください。会社のルールなんで絶対、守ってください。今後、絶対、さっき呼んだみたいに呼ばないで下さい。」


竜兵は、”ちょっと親しみを込めて呼んでるだけだから、たいしたことじゃなくて、コミュニケーションの手段だから”みたいな誤魔化すような笑みを浮かべてこっちをみていた。

しかし、私は厳しい表情で「お願いします。」と少し怒ったように言い、パントリー作業を続けた。




ファミレスに限らず働く現場では、そういう風に、言われる方が嫌がる可能性が高いことを平気で言う人間は結構いる。

しかも、今回のように程度の低いことに、言う方はそれをネタにして笑いをとり、周りを巻き込んで注目を浴びて悦に浸ってることも多い。


やる気があり、せっかくバイトをしに来たのに、こういうことが嫌ですぐに辞めてしまう人も多い。

もっと悪いことに店長だとか社員も一緒になって嫌がるようなことを平気で言ったりする場合もある。


たいてい、言われる方もプライドがあるから、その場で怒ったりすることもあまり出来ず、本当はかなりのストレスになっていても、表面上は一緒に笑ったりしていることも多いので、管理者がそういうことを言わさないようにしなければ本当はいけないのであるが、上記のように人間的に程度の低い社員もいるのが実情である。


今回のケースも単純に新人をからかっているだけでなく、竜兵本人は意識していないかもしれないが、結局は「自分が先輩で自分のほうが上でここでは偉いだ。」ということをわからせる意味合いも含んでいるので、たちが悪いと言わざる負えない。



プロ野球の先輩後輩間で、趣味が良いとはいえないあだ名を後輩がつけられて、先輩にそのあだ名で呼ばれてニヤニヤ笑うしか出来ない状態も近いかもしれない。

たまに怪我をしたわけでもないのにプロ野球を2年くらいで引退してしまったり、大学を中退してからプロ野球選手になった選手とかをみると、なんか色々大変だったんだろうなぁと思ってしまうのである。
同期が所属する店にヘルプに行った。


日曜で非常に客が入り忙しかった。

たしか夕方の6時ごろだったと思う。

6時から入る40代のバイトの男性が5分くらい前にキッチンに入ってきた。

するとランチからキッチンで働いていた30代のバイトの男性が40代の男性に、
「混んでいるんだからもうちょっと早く入ってくださいよ。」と苦言を呈した。

すると40代の男性の方が、凄い形相になり、「まだ時間になってないのに、なんで無報酬で俺が働かなきゃいけねえんだ。その分、お前が払うのかよ!」と怒鳴り始めた。

収拾がつかないので、「別に時間に入ればいいですよ。」と割って入ってなだめた。


実は結構、こういうことは往々にしてあって、バイト間でも働くことに対する温度差や捕らえ方が、結構、人それぞれで、格差がかなりあるものである。

それぞれが自分の仕事に対する姿勢が正しいと考えている場合もあり、それと異なる場合、自分の働き方を強要したり、自分が正しいと訴えたり、「あいつはやる気がない」と批判したりして、店の人間関係を緊張あるものにしていることもある。


最もまずいのが、店の中心人物があまりにも自分の価値観を周りに押し付け過ぎて、それに看過される者が追随して、それが唯一無比の絶対的に正しい店の価値観とされてしまうことである。

しかもそれを店長や社員が支持してしまい、ついていけない者たちが店をやめていき、人手不足になることで、そのプロセスが中心人物をさらなる高みへと連れて行ってしまうという恐ろしい自体も実は結構、よくあることである。


もちろん、生身の人間同士が働く現場で、ましてや客商売であるから杓子定規にやりすぎるのもどうかと思うけど、どっかのカフェ・チェーンの創業者みたいに、自伝に「創業初期にバイトの人たちが無償で働いてくれてずいぶん助かった。」と”ただ働きさせたこと”を良き思い出話にしてしまうのもあまりにも図々しいと思うけど、結局、使う側にしたら、バイトのやる気を煽ってバイトをいいように使って、裏では上司に「お前みたいにカスカスになるまでバイトを酷使させるのもやりすぎだと思うけどな^^」と言われて、「自分さえ良ければいいんですよ^^ゲヘヘヘ^^」とか言ってる店長もいるから、凄い世界であるのは間違いないと思う。


数十年もバイトの労働時間を30分単位でつけることによって、それより少ない単位の実際に働いた労働時間を切り捨ててたのが発覚して問題になったら、法律に乗っ取ってたったの2年分だけさかのぼって支払うような社員の過労死を出した某社がリーディングカンパニーの業界だから、冒頭の30代のバイト男性みたいなのは本当になんていいっていいのか。。。

手のひらで弄ばれてる奴らにさらに手のひらで弄ばれているみたいな。。。


結局、そういうことなんですよ。


ファミレスバイトなんかで自分の時間を犠牲にして働いたところで、結局は少し高い位置からみてみると、単に利用されているってだけなんです。

そういうことをする奴が増えれば増えるほど、店でのバイトの当然の権利がどんどんどん侵害されていって、結局は自分たちで自分たちの価値を貶めているだけなんです。


それはもちろん社員もいっしょで、出勤時間より30分早く店にくるのが当たり前の店もあれば、「土日だったら社員が5時間くらい早く来るのは当たり前だろ?店長にお前なるんだろう?だったら、自分から勉強したいから5時間、6時間程度、早くくんの当たり前だろう?違うか?俺が言ってることおかしいか?」とかいわれて、ただ働きさせられる店もあるわけである。