外食産業の年収、外食産業の人間関係、外食産業の出世や異動、外食産業の不正、外食産業の衛生管理、外食産業の恋愛や結婚を赤裸々に暴露

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某バーガーチェーンにまた、行った。

夕食時だった。ポテトの油で手がベトベトになるのが嫌だったがクーポンを保持している関係でセットメニューを注文することにした。

そのセットメニューの番号をマイクに向かって言った。
そして、訊かれる前にセットの飲み物を言った。

しかし、マイクの調子が悪いのか、店員がしているイヤフォンの調子が悪いのか、スピーカーの調子が悪いのか、私の言い方が悪いのか、店内にいる店員の周りがうるさいからかはわからないが、どうやら私が言ったクーポンの番号を聞き間違えていて、「おもちゃの番号を言ってください。」と言ってきた。

私「え?おもちゃ?おもちゃなんてないと思うけど?」

しばし、沈黙が流れた。

私「きこえます?」

数秒が経った。

店員「飲み物は何になさいますか?」

"あれ?さっき言ったのに聞こえてないの?"と思いながらも、「ジンジャーエール」と言った。

店員「おもちゃは何番になさいますか?」

私「え?おもちゃなんてあるの?」

私「番号間違えてない?」

私「番号は○○○だけど?」

店員「あ!○○(商品名)でしたか?」

私「そうそう。○○(商品名)。おもちゃなんて無いでしょう?」

店員「承知いたしました。○○おひとつですね?お飲み物はなんになさいますか?」

私「ジンジャーエール」

店員店員「○○(商品名)おひとつですね?お飲み物はジンジャーエールで。。。」

多分、この後、値段と車を窓口まで移動させてくれということを言うのはわかっていたので、無視して、店員がそのことを言い出したと同時くらいに車を窓口まで移動させた。

ちなみに、マイクとスピーカーがある看板のメニューには「クーポンは番号で言ってください」と掲示してあった。

でも、スピーカー越しにマイクでクーポンの番号を言ったのではまともに店員が聞き取れないこともしばしばあって、それなら「クーポンをご利用のお客様は番号とメニュー名を言ってください」と掲示したほうが無難じゃないかと思った。



料金を支払い、しばし窓口で待っていた。

窓口から店内の様子をみていた。

眉毛がつながった40代くらいのお客の男性がレジ前にいて、お金を払っていた。
若い女の子のバイト店員が対応していて、商品をトレーに置いて渡した。

女の子バイトは再び身体を厨房に向けて作業を始めた。

しかし、眉毛男性はなにやら厨房に向かって言っている。

どうやらセットメニューのソースを忘れていたようだ。

女の子バイトは作業を中断して半身の態勢で、ポンという感じでソースを一つ置いた。

眉毛男性はこちらにも聞こえる声で「2つでしょう?」と呆れ顔できつめに言った。

そう、サイドメニューは2つ頼んでいるのでソースも2つあってしかるべきである。

女の子バイトは再び、半身の態勢でソースを1つ、トレーに載せた。

眉毛男性は少し憮然とした表情でトレーを持って、店内に消えていった。


私は商品を受け取り、店を後にしたのだった。。。



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某ハンバーガーチェーンのドライブスルーを利用した。

午後2時くらいのアイドルタイムだった。

食事はすでにすませていて、アイスコーヒーのみを購入するつもりだった。

いつものように車の窓を開けてマイクに向かって注文する。

私「アイスコーヒーのMを1つ。ガムシロとミルクを入れちゃってください。それとミルクは2つでお願いします。」

若い男性店員らしき声が聞こえてきた。おそらく、値段とか、商品を受け取る窓口まで車を動かせとかそういったことだと思うが、無視をして注文を済ませたら、すぐに窓口まで車を動かした。


そしたら、30代中盤くらいの女性アルバイトがいて、紙袋にアイスコーヒーを入れようとしながら、料金を告げた。

私は遮るように少し強めに言った。

私「ガムシロとミルクはもう入れちゃってって言ったんだけど?」

女性バイトは少しムッとした表情をみせた。
言い方がちょっときつかったのかもしれない。


しかしながら、私はこの店を良く利用するのだが、マイクに向かって店員に「ガムシロとミルクは入れて渡して下さい」と、だいたい、いつも要望するのだが、いざ、車で商品を受け取る窓口まで向かうと、私の要望をスルーして紙袋にアイスコーヒーを入れて渡そうとするか、あるいはさきほど私のほうからそのような要望を出したにも関わらず、「ガムシロとミルクはお入れしますか?」と質問してくる有様が往々にしてあるのである。

細かいオペレーションがどうなっているかはわからないが、時間帯によっては役割分担とか人数の関係で、ドライブスルーの注文を受ける人間と窓口で商品を渡す人間が別になることがよくあるから、その時にきちんと伝えなかったりするからではないかと推測する。


だったら、そんな要望を出さずに紙袋にミルク&ガムシロとアイスコーヒーを入れたものを受け取ればいいじゃないか?と思う人もいるかもしれないけど、紙袋を使わないほうがエコっぽいし、ゴミが増えるし、ミルクとかガムシロを車の中で容器から出したりするとこぼしたりすることもあるので、嫌なわけである。

それだけではなく、そもそも私がこういう要望を出すようになったのは、まだ、この店のドライブスルーを利用した当初、たまたま利用する時間帯が暇だったからなのかわからないけど、窓口のアルバイトたちが、かなりの確率で向こうから「ガムシロとミルクをお入れいたしますか?」と訊いてきたわけである。

訊いてくるんだったら、最初から私のほうから、そういえばいいと思って、以来、ガムシロとミルクを入れてくれと言う様になったわけである。

でも、来る時間帯が変わったからなのか、あるいは働いているバイトたちが変わったからなのかは
知らないが、現状では注文時に「ガムシロとミルクを入れてくれ」と要望しても、ストレートにその要望が通ることが少なくなった次第である。

それで話は戻るが、そのムッとした女性は「ガムシロとミルクはおひとつずつでよろしいですか?」
と訊いてきたので、ムッとした表情と、「ミルクは2つ」と言っていたことが通じてない苛立ちから、再度、キツイ感じで「ミルクは2つ!」と言ってしまった。

そんな風な私の対応からかまた、彼女はムッとした表情で料金を受け取り、ガムシロとミルク2つをいれたアイスコーヒーを渡してくれた。

車を発進させて、店の敷地から出て、そのアイスコーヒーを啜ったら、酷くぬるかった。それで信号で信号待ちをしている時に蓋を開けてみると、氷がほとんど入っていなかった。

引き返して、取り替えてもらうとして、マイクに向かって用件を伝えようとしたら遮るように、中年男性らしき声で一押しメニューのアナウンスを早口でまくし立てられた。
もちろん、これはいつものことである。

ちなみにこの一押しメニューは箱に入っていて紙に包んでいないので、車の中で食べると手が汚れるし、失敗すると具が落ちてしまう。だから、ドライブスルーで車の中で食べる時は、いくら一押しメニューをアナウンスされても個人的には購入することはほとんどない。他にもポテトフライは好きだが手がベトベトになるので、車中ではあまり食べたくないので、ポテトフライがセットになっているセットメニューはあまり注文しない。

まぁ、それはそうと、マイクに向かって私は用件を伝えた。

私「さっき、ここでドライブスルーでアイスコーヒーを注文したんだけど氷が全然入ってなくて凄いまずいんだけど。。。」

ちょっと言葉を選ぶべきだったと心の中で反省したが、その中年男性らしい店員が申し訳なさそうに謝罪をした。

それで車をまた、窓口まで動かしてたら、そこには、その店であまりみることのない店長が立っていた。

店長が言葉を発する前に私は蓋を開けて氷がほとんどないアイスコーヒーを店長にみせた。

店長はわざとらしい表情をしながら、「あぁ!本当だ!氷が全然無い。大変申し訳ございません。すぐにお取替えさせていただきます。」と私に言った。

そして、店長はそのアイスコーヒーのサイズを訊いてきたので、Mであることとガムシロとミルクを入れて欲しい事とミルクは2つであることを伝えた。

店長は気持ち氷を多めに入れたアイスコーヒーを私に渡して再度、謝罪した。

横で無関係のような表情で他の作業をしていたさっきのムッとした表情をした女性アルバイトに店長は言った。

店長「氷の量を考えてよね」

女性アルバイトはチラリともせず、また、ムッとした表情をして何も言わずに奥の方に行ってしまった。

私は「どうも」と言い、車を発進させた。
つい最近、某バーガーチェーンのドライブスルーを利用した。
よく利用する店である。


○○バーガーを2つと飲み物やサイドメニューなども注文した。

たしか520円程度だったと思う。

いつもよりも安いと思いつつも料金を支払い、紙袋に入った商品を受け取り、車を発進させた。

店から最初に引っかかった信号待ちの間に紙袋を開けて、さっそく、ハンバーガーを食べようと思った。2つ頼んだはずの○○バーガーが1つしか入っていなかった。

店に引き返し、また、ドライブスルーのところに行ったが、他に2台ほど車がいて、待っていた。

順番がきたので車内から窓を開け、用件を伝えた。

私「さっき、ドライブスルーを利用してテイクアウトしたんだけど、○○バーガーが1つ足りなかったんだけど。。。」

若い女の子らしき声が聞こえてきた。

女子店員「大変申し訳ございません。。。」

私「レシートみたら、1つ分はお金も払ってないみたいだから、○○バーガー1つ分は払うから、新しいのを頂戴。」

私「それと他の商品が冷めちゃってるから、飲み物は大丈夫だけど温かいのだけ返すから取り替えてくれる?」

女子店員は了承し、再度、謝罪した

車を動かし、商品を受け取る窓口に行った。

そこには50代くらいのおばちゃんの店員がいた。

おばちゃん店員「○○バーガー、1つですね」と言い、それ1つを紙袋に入れて渡そうとした。

私は事の説明を再度、おばちゃんにしたが、あまり理解してもらえなかったようだ。


私はこんなことをしている間に氷が溶けてアイスコーヒーが薄くなってしまうだろうと心の片隅で思った。


再度、ゆっくりした口調で説明して、先ほどマイクで女の子が了承したと言った。

私を待たせているという意識やランチ帯で忙しいので、おばちゃんは完全に舞い上がってしまっていた。

とにかく私は、冷めてしまった○○バーガー1つとサイドメニューをおばちゃんに紙袋ごと渡し、財布からレシートを出して、それをみせて、○○バーガー1つ分の金を財布から出して、もう一度、掻い摘んで説明した。

おばちゃんの混乱の原因は推測すると他にもあって、商品はクーポンで購入していたから慣れていないおばちゃんがレジ操作に迷ってしまったのもあるだろう。

助けを請うような目で近くで忙しそうに動き回っていた女子高生みたいな子と一見すると社員みたいだが、おそらくバイトだろうと思わせるバイト責任者みたいな男性を見たが、二人とも完全に無視していた。


でも、おばちゃんは無駄な動きをしながら結構、時間をかけて、なんとかレジ操作を終えた。

それでも、実物の○○バーガーがどれかがわからなかったのか、あるいはそれを私に渡してしまっていいのかの判断がつかなかったのか知らないが、とにかく紙袋に入れる時に「本当に大丈夫?」
みたいな感じで女子バイトに2度ほど確認をとってから渡してくれた。

もう完全に舞い上がっていたおばちゃんは、「申し訳ございません」とか「ありがとうございました」
とかの言葉が混ぜこぜになって、グダグダだった。何を言ってるのかわからなかったが、私は「どうも」と言い、車を発信させたのであった。

案の定、アイスコーヒーの氷は溶けていて薄まってしまって、まずかった。
ディナーのフロアーに50代のおばちゃんがパートとして新戦力として加入したことがあった。

常に人手不足なので人を選んじゃいられないのである。

でも、人には向き不向きというのがある。
まぁ、はっきりいって全然向いていない。



キッチンだと、この向き不向きに関しては尚更顕著で、ダメな人はすぐ消えていく。

この人はフロアーでさえ、全然ダメだった。


数十年前の社員が複数人いるような状態なら、キッチンとかだと皿洗いがメインとかいうのも多くの外食であったが、アルバイトがシフトを書いてバイトを管理するのが当たり前の時代である。

都会の厳しい店だと、こういう瞬発力のない人は尚更に厳しい。



草食系といわれる私がやさしく指導しても、”一生懸命教えてもらって本当に申し訳ないけど辞めさせて下さい”と大の大人が涙を流して辞めさせて欲しいと言ってくるなこともザラである。


バイトは所詮バイトだが、そんなたかだかバイトでも向き不向きはあるのである。


まぁ、はっきりいってしまえば全然つかえなかった。

金と時間をかければつかえるようになるもんだが、若者の数倍もの金と時間をかけてもダメだった。

お手上げとはこういうことである。


アルバイトのフロアーなんてキッチンに比べれば、下手な話が10の1くらいの時間である程度は使えるようになることも多い。

要はオーダーが打てて、席を覚えて、料理を運べて、会計が出来ればとりあえずは何とかなるわけである。


オーダーを打ち間違えて、席を間違えて、伝票をみて料理がどれだかわからなくて、レジが打てなければ使えないばかりか、客を怒らせて、いっしょに働いている人に迷惑をかけるわけである。


私と店長とフロアーのベテランのおばちゃんで辛抱強く教えたが、全然ダメだった。


それで控室で私はポロリと言ってしまった。

「あのおばちゃん、多分、ダメだろうなぁ。。。」と。。。



そしたら、女子大生のバイトのお姉ちゃんが、キッと嫌悪感をあらわに私を睨んで言った。

「○○さん(使えないおばちゃん)は、前向きに頑張ってます。酷いんじゃないですか?」


彼女は”うちらの仲間になんて酷いことをいうんだよ!所詮、社員は敵なのね!”という感じの表情を私に向けた。


気の弱い私は仲良くやっていきたいので、「あぁ、ごめん。いいすぎた。」と彼女に謝った。



その後、使えないおばちゃんは、おそらくオーダーを打ち間違えて客から怒られても、「私は間違えてない。お客さんが言い間違えたんじゃないですか?」と言い張って、客をさらに怒らせたり、席の番号を打ち間違えて料理担当のアルバイトに迷惑をかけても、「スミマセン」の一言も言わなかったり、問題児っぷりを発揮していった。


使えないくせにプライドだけが高いから扱いには本当に困った。


結局、数ヵ月後くらいに「呼んでるのに全然来ない」と言った客をさらに怒らせて、店長に客に謝罪するように言われても、ふてくされて、「私は辞めたって別にイイ」みたいなことを言って、お客さんに謝罪しないで、悪態をついてそのまま帰ってしまい辞めてしまった。

それで、その数日後にベテランのフロアーのおばちゃんと私が控室で、そのことを振り返って、”結局、辞めてくれて良かったよね”的な話をしているところに、「○○さん(使えないおばちゃん)は、前向きに頑張ってます。酷いんじゃないですか?」と私を批判した女子大生もいて、いっしょになって、使えないおばちゃんの使えないっぷりを笑いながら話していたんだけど、”言ってることが前と違うがな”って、マジで思いました。

まぁ、別にこんなことって、しょっちゅうだけどね。。。
以前、わたし宛に外食志望の学生から「頭のおかしなバイトたちの話だけじゃなくて、もっと外食全体の話をブログに書いてくれ」という要望を貰ったことがあった。

似たようなメールを何度か貰ったことがある。


はっきりいって、そんなことを知ったところでどうなるの?って感じである。

青か?白か?と言えば、”はっきり言って青”である。

ワイシャツにネクタイを締めてスーツを着て出勤しても、バイトの高校生に「ゴミ交換は俺がやっとくから、皿の補充してあがっちゃって」という仕事である

外食全体を知る必要性があるのは外食でもピラミッドの頂上ら辺にいる人間たちで、外食で働くほとんどのの人間には必要がない!



アルバイトのシフト管理くらいの権限しかないのに管理職扱いにして、残業代を払わないのに採用ページをみたら、多くが”幹部候補”と書いている状態なのに外食全体のことを知る必要なんてあるの?


なにか勘違いしてないか?



アルバイトでも、1ヶ月前に予告すればいつでもクビにできるのに”店長代理”とか”○○社員”、”時間帯責任者”とかいって働いているんだぜ!



現場ではフリーターとかパートのおばちゃんにダンボールを片付けなかったとか程度のクダラナイことで店長が怒鳴られることも普通にあるんだぜ!


外食全体のことを知る必要があるのはむしろ、外食企業に食材とか設備機器を供給する大手商社とか食品メーカーとか設備機器メーカーのエリート営業マンとか、外食企業に融資する金融関係のエリートとかだと思うぜ!


アルバイトといっしょに身体を動かして汗をかく仕事なんだから、勘違いをしてもらっちゃ困るぜ、ベイベー♪

竜兵の2番手の手下がポッターである。

私はポッターが大嫌いであった。

その理由は、ポッターをみていると自分を鏡でみているかのようで自己嫌悪に陥ってしまうからである。

いつも、竜兵や若旦那(竜兵の1番手の手下)に迎合し、理不尽で不合理な彼らの価値観にいつもニコニコ笑顔で合わせている彼をみると社員とアルバイトという違いはあれども、外食の現場という過酷で残酷な人間関係の中で、店の中の権力者たちに屈服している自身をみているようで、彼が大嫌いであった。

(竜兵については詳しくはエピソード”馬鹿とハサミはつかいよう (上島竜兵 編)”を参照))


そう、私とポッターは同じ穴の狢なのである。。。

彼はいつも人の顔色ばかりを伺って働いていた。

貧富の差が激しい工業地域でわりときちんとしたアッパー気味の家庭で何不自由なく育った彼が、どちらかというと貧乏な家庭で育ってきたような竜兵や若旦那や他のバイトたちといっしょに働いていくには、こうやって顔色を伺いながら迎合していくしかなかったのかもしれない。


自分より後に入ってくる後輩アルバイトたちに対する彼の対応は、そういう店の中での彼なりの生き方を如実に物語っているものであった。

基本的に彼は若旦那以上の年齢(30代後半以上)の人間に対しては一律で、デスマス口調で”さん付け”はしていた。


しかし、自分以上(20代前半)、若旦那未満(30代中盤)の人間に対しては人物をみて、大きく対応を変えていた。

基本姿勢は”竜兵の2番手の手下”というポジションを保持したいので、後輩には先輩面をしたいところだが、争いごとを好まないボクちゃんで、アウトサイドを歩いてきただろう雰囲気を醸し出す人物や、
気性の荒さを少しでも垣間見せるような人物には、デスマス口調で”さん付け”で接するが、先輩面をしても大丈夫と判断した相手に対しては、たとえ年齢が上だろうが、タメ口で”君付け”で接していた。
いつだったか、ポッターと同い年の子持ちの浅黒いフリーターが入ってきた時は、
同い年で自分は先輩なのに、ビビってしまったらしく、デスマス口調で”さん付け”で終始接していた。

その上、おそらく、若くして家庭を持って金で苦労したりでストレスなどから完全に禿げてきているので、短髪以外は収拾がつかないから、ある時、潔く坊主頭にしてきた彼にポッターは太鼓もち芸人が太鼓を叩くかのように満面の笑顔で、「いやぁ~!こんなに坊主が似合うなんてなかなかいませんよ。頭の形が良いから出来る髪型ですねぇ~。」と絶賛していた。

こんな歯の浮くようなお世辞を言っているのに若ハゲのフリーターはテレながらも凄く喜んでいた。


ポッターを嫌いだった私は控え室で彼を辱めるために言った。

「~君(若ハゲのフリーター)の坊主を絶賛してたけど、あれってただのハゲ隠しじゃねえの?似合ってるもくそもないから、髪形のことは触れないのが紳士協定じゃねえの?」


するとポッターは顔を真っ赤にしながら言った。

「いやぁ~、あれはホントに似合ってると思ったから。。。」



一方である時、ポッターより5~6歳は年上の三十路男がフリーターで入ってきた。

履歴書などをみると結構、スポーツ経験が豊富らしくがっしりとしていたが、黒ぶちメガネと物静かな感じで、新人らしくポッターを含めて年下に対してもとりあえずは、皆にデスマス口調で”さん付け”で接していたので、ポッターも大丈夫と判断したのだろう。。。

それでポッターは初日からガンガンいってしまった。

完全に先輩風を吹かせて、”君付け”のタメ口でガンガン指示を出し、ダメ出しも良く出していた。

しまいには竜兵とか若旦那がいかに凄いかとか、うんざりするようなレクチャーやらお説教もし始めた。


しかし、ある日を境に、ポッターは彼に対して、デスマス口調で”さん付け”に変化していた。


現場にいたのでわからないが、夜のパートのおばちゃん情報によると、我慢の限界を超えた三十路の新人にいわゆるヤキを入れられて、涙を流して謝罪をしたそうである。


外食の現場では多くの人間がドラマチックに涙と汗を流していくのである。



私はそんなポッターが大嫌いである。。。
夏の長期ヘルプから戻ってきた私の自店に、新戦力として30代の主婦がランチのキッチンに入っていた。

気の弱い私くらいになると、ファースト・インプレッションで、その人の気性なんかがある程度わかってしまう。


その主婦は間違いなく黒なわけで、つまり、ここでいう黒とは、”扱い難いパートさん”というわけだ。

これから一波乱も二波乱もありそうな予感がした。



ランチにはあの絶対的な支配者であるボス猿のババアがいるわけだから、
その軍門に下らない限りは、彼女がここで生き残ることは出来ないだろうと思った。

軍門に下るとか下らないとかは別に個人的にはどうでも良いし、この際、早々にバカバカしくなり辞めてもらっても、個人的には良いわけなのだが、揉め事になり、こちらにトバッチリがくるのだけは勘弁して欲しいと思うのが正直な話である。

幾度と無く、度迫力の顔で詰め寄られて、理不尽な同意を求められてきたわけだから、今回も、とにかく揉め事だけは勘弁して欲しかった。



おかしなことは重々わかっている。
でも、無理なものは無理なのである。

私には改革する権限もなければ、後ろ盾になってくる人もいない。

アルバイトたちだって、影ではババアの悪口を毎日言ってるが、結局のところ真正面からぶつかる勇気は誰もないわけである。

誰一人として勝てるわけが無い。

もう戦う前から白旗を振っている状態であるのはみとめなくてはいけない。


だからこそ、おかしな状態でも黙認し続けて、時が解決してくれるのを待つしかないのである。


フロアーの若手主婦が泣かされた時に、古参のフロアーのおばちゃんに言われたことがある。

「怖いのもわかるし、難しいのもわかるけど、店長も~君(私)も、意気地がなさすぎる。皆、ただ、普通に働きに来てるだけなのに皆が嫌な思いを毎日してるのに、何も言ってくれない。このままの状態だったら、全員辞めちゃうよ!」
まさにおばちゃんの魂の叫びであった。

私は痛いほど心にしみたけど、でも、何もしてあげることは出来ないので、本当に反省しているような表情をつくるのが精一杯だった。

で、今回の新人の主婦とババアは早々にぶつかるのであった。

それで結局、新人とババアの間の真ん中のポジションに私が配され、極力、接しないように盾にされてしまった。

本当に最悪の空気の中での毎日であった。

ババアが13時半くらいから14時くらいに休憩に行くと、新人主婦にババアのおかしな言動について詰め寄られることも多かった。


いつも、ラッシュの立ち上がりとラッシュの終盤になると、ババアは自分のポジションを私にやらせて、自分は洗い場とか野菜のカットとかに行くわけだ。

もちろん、「忙しいので後回しにしてください」なんてことは絶対言える訳が無い。
言えていたら、もっとマシな状態なわけである。

「そんなことも言えないおまえが一番悪い」と言える人は、あの迫力をしらないからである。

まぁ、とにかく3人でもキツイのに2人でやるわけだから、大変である。
大変だけどやらなくてはいけない。

毎日、こんなことをやってて、おかしいのは皆知ってるけど誰も何も言わない。

それで、新人主婦はポツリというわけである。

「~さん(ババア)が抜けるから私たち大変じゃないですか。お客さんも待たせてることにもなるし、自分のポジションに戻ってください」と。。。

私が言えないような正論中の正論を吐くわけです。



そしたら、ババアは凄い形相で、「あんた(新人主婦)と~君(私)ができないからやってるんでしょう?
今やんないでどうすんよ!何も知らないペーペーのくせに口出しするんじゃないわよ。こんな人と一緒にやれないわ!~君(私)、なんとかしなさいよ!社員なんでしょう!」などと怒鳴られるわけですよ。

(もちろん、私が本当にその仕事を出来ないわけではないし、ババアが帰ったアイドルの暇な時間にいくらでも出来るような場合もl多いです。)


当たり前のことだけど、新人の方が正しいわけです。

しかも、彼女が言ってる様に普通に3人でやってれば、5~8分くらいで注文した料理を提供できるのに、無理に2人でやるから、時に20分以上も客を待たせることもあるわけです。

その時、お客さんから料理が遅いという遅延のクレームがくるわけですが、こういうおかしな状態の店だと、店長がそのクレームを受けても、キッチンに一切それを伝えないことも多々あるわけです。


伝えたら、色んな悲劇が想像できますが、とにかく私が可哀想なことになるわけです。

店長も自分が私の代わりにキッチンに入って真ん中のポジションでやりたくないし、私にやらせているという負い目もあるから、言えない訳です。

当然、料理を出してるのはこちらだから、だいたい料理提供の遅さでヤバイとかがわかるわけだけど、どうすることも出来ないわけです。


何年か前にテレビで某大手自動車メーカーの創業者の晩年のエピソードを、その企業の開発担当かなんかをしてた人が語っていたことがありました。

エンジニア出身のその創業者が、もう最先端の技術のことなんてあまり理解できないのに、あれこれと口を出すそうなんです。で、結局のところどうするかというと、創業者の言うとおりにやってみせて、ダメだということをイチイチ証明してみせたらしいんです。

結構な金と時間を使って、新しい技術の開発というベクトルよりも、創業者を満足させるというベクトルに労力を使うわけです。


まぁ、かなり違うかもしれないけど、外食で働く者っていうのは、本来は”来店してくれたお客さんに満足してもらうために料理を提供してしかるべき”なのに、お客さんを待たせてでも、”パートの厄介者のおばちゃんのご機嫌とりに労力のベクトルが向いてる”ような悲しい事態なわけだから、はっきりいって、終わってますわな。。。

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